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執筆者の写真しげる

チャートデータ70年代


シングルがデビューから2作連続ロングセラーとなるが、その後の2作が不発。

但し、ソングライティングは高く評価されたようで、アルバムアーティストとしては

デビューから高水準のセールスを続けている。(YAMAHAブランドの効果もありそう)


2ndアルバムの好調→3rdアルバムのヒット→5thシングルの大ヒットと、

芋づる式にヒットの規模が大きくなった1年。特に、「わかれうた」は、

12週連続1位の「ウォンテッド」と10週連続1位の「UFO」のリリースの狭間を突いて1位獲得!


「わかれうた」がヒットするやいなや、3本の便乗ベスト・カセットが次々にリリース、

そして過去の作品が次々に上位にランクインし、そこに新作4thの大ヒットと、

この年の中島みゆきはグラフが大混線してしまうほどの稼ぎっぷり。

尚、シングル「わかれうた」は2位10週、有線1位11週、また3枚のアルバムは、

どれも100位内だけで50週以上チャートインするほどのロングセラーに。

(注:5月以降は8トラックの集計が終了、またカセットチャートは5月以降に51位~100位も追加される)


『ザ・ベストテン』の隆盛にも伴って、シンガー・ソングライターでもシングル・ヒットが

当たり前のようになってきたこの年でも、中島みゆきは相変わらずマイペースなシングル・リリース。

しかし、その間の提供曲のヒットもあって、アルバムはロングセールスを続ける。

また、オールナイトニッポンのDJ開始というある意味歴史的な年でもあり、これも(歌とのギャップを

理解されるのに多少時間がかかったが)高セールスの一要因だったと言えよう。

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